MSC

MSC(海洋管理協議会)による漁業関連基準


MSC認証 | ISO認証機関 ビューローベリタス
国連食料農業機関(FAO)の2005年度レポートによると、世界の水産資源の約25%はすでに枯渇あるいは回復が困難な状態で、約50%は持続可能な状態を保てるぎりぎりの水準であると言われています。
MSC(海洋管理協議会)は、減少傾向にある漁業資源の回復のサポートと、持続可能な漁業・水産物の普及を目指して設立されました。同協議会では、ISO国際規格による認証制度ではありませんが、グローバルに利用される基準・認証制度として、
@MSC漁業認証と
AMSC CoC認証

運用・普及を推進しています。


MSC漁業認証とは〜ソリューション

MSCの漁業認証は持続可能で適切に管理され、環境に配慮した漁業を認証する制度です。
ビューローベリタスは、MSCより認定を受けたMSC漁業認証機関として審査を実施します。
基準文書 MSC 持続可能な漁業のための原則と基準(2002年11月発行)
認証対象範囲 陸揚げ時点までの漁業活動(貝・甲殻・頭足類を含む漁業に限定され、養殖は含まれない)
内容 枯渇を引き起こさない漁法、生態系の維持、管理システムなど
認証状況 【2010年3月時点】
・認証済65件、認証審査中122件
・3,000件以上の水産物製品がMSCエコラベルをつけ販売
・世界の食用天然魚漁獲量の約11%(約700万トン)がMSC認証制度に関与
・日本国内では、京都府機船底曳網漁業連合会のズワイガニ/アカガレイ漁業(2008年9月)、
 土佐鰹水産グループのカツオ一本釣り漁業(2009年11月)


MSC CoC認証(MSC流通加工管理認証)とは〜ソリューション

MSC CoC認証は、MSC認証を受けた水産物が認証されていない水産物と混じることなく消費者に届くことを目的とした認証であり、水産物のサプライチェーンにおいて、当該水産物の所有権を持つ全ての関係者が、漁獲直後から加工・流通を経て最終製品として包装されるまでの全てがチェーンで繋がっていることを保証する制度です。
水産物のトレーサビリティーを確保するため、@入荷したMSC認証の水産物の魚種、入荷時期、納入業者および貯蔵場所、AMSC認証の水産物のマスバランス、B非MSC認証水産物との混在の防止、C記録の管理が審査の要点となります。
ビューローベリタスは、MSCより認定を受けたMSC CoC認証機関として審査を実施します。
基準文書 MSC Chain of Custody standard (Version2)(2005年8月発行)
 定義/略称説明/参考文献/序文
 1:管理システム
 2:入荷確認
 3:認証及び非認証魚類の分離/区別
 4:製品ラベルの管理
 5:出荷識別
 6:記録保管
 付属書1:風味における認証/非認証魚類の比率計算
認証対象範囲 水揚げ後の水産物の加工・流通過程のトレーサビリティー
内容 各組織の流通・加工工程における、水揚げされた水産物の混在を防ぐため、基準では、2章の入荷確認、3章の認証/非認証魚類の分離区別、5章の出荷識別に、要求事項を定めている
認証状況 【2010年8月時点】
・65カ国以上で2,200超の企業・団体が認証を取得


MSCエコラベル

一般の消費者は、店頭に並んだMSCエコラベルが貼付してある製品をMSC漁業認証された水産物と認識します。従って、ラベルの誤用(非認証魚類のへ貼付や表示)は、本認証制度の信頼性を根底から覆すことになりかねません。そのため、ラベル管理の厳密性が求められます。
水産物製品にMSCエコラベルを表示するためには、まずMSC CoC認証を取得し、その後、MSCの商取引を担当するMSCインターナショナル(MSCI)とエコラベル使用ライセンス契約を結ばなければなりません。
詳しくは、MSCホームページ「MSCエコラベルの使用について」をご覧下さい。


MSC(海洋管理協議会)とは

MSCとはMarine Stewardship Councilの略称で、日本では海洋管理協議会として活動しています。「減少傾向にある世界の水産資源の回復」を目指して1997年に設立された国際的非営利団体で、英国ロンドンに本拠を置き、日本事務所は2007年5月に開設されました。
主な活動は以下の通りです。
・MSC認証とエコラベル付き製品の普及
 −持続可能な漁業・水産物に関する原則・基準の設定・管理
 −厳格な原則・基準に即したMSC漁場認証の普及
 −認証水産物を分別するMSC CoC認証の普及
・その他の活動
 −開発途上国におけるMSC認証の普及
 −海の環境問題に関する子供たちへの教育活動

* 参考ホームページ  WWFジャパン〜MSCについて


MSC漁業認証/MSC CoC認証(MSC流通加工管理認証)〜お問い合わせ

ビューローベリタスジャパン株式会社
システム認証事業本部 営業部
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町1 シルクビル2F【MAP】
scssales.yok@jp.bureauveritas.com
TEL:045-651-4785 FAX:045-641-4330
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