審査員コラム
ISO9001/ISO14001 2015年版への移行に向けた受審組織の事前準備

テクニカル部 主任審査員
林 重樹

2017/7/5up

1. 組織の業務は変わりません


ISO9001/ISO14001 2015年版への移行に向けた受審組織の事前準備 | ISO認証機関 ビューローベリタス

規格が大幅に改定される=「どうしたらいいのか??」「対処がわからない・・・」 など、特に各組織の事務局の方は不安に思われるでしょう。

しかし、組織における業務そのものは何も変わりません。ISO規格は長年かけて紆余曲折しながら、実際の経営に近づいていると感じます。
従って、普通に経営・管理された業務をしていれば(一般的にはこの「普通」のことが意外と出来ていないのですが)、なんら恐れることはないはずとの心構えが大切です。それに気づけば、「普通」に改善すればよいのです。

組織の事務局は、認証機関とのインターフェイス役でもあるので、改定された規格のことを勉強するのは仕事の一環のはずですが、旧規格との比較など、色々と苦労される可能性はあります。
しかし、業務を規格に合わせるのではなく、まずは自社の業務に規格の解釈を当てはめてみればよいのです。ほとんどの組織には、規格に書いてあることに該当する業務があるはずです。

2. より本質的に


上記で述べたことを考慮しながら、うまく新しい規格を解釈できれば、システムはより本質に近づくはずだという心構えが大切です。今までは、ISO審査のための記録作り、文書作り、計画作りなど、それ自体が目的となってしまう傾向がありましたが、これらを「組織の何の目的のために実行しているのか?」を考えることが重要です。

ISOの審査対応のためというだけで、実業務に全く必要の無い作業は時間のロスです。規格をよく理解して、本質的な解釈をしていれば、無駄な作業は発生しないはずだという心構えで取り組んでください。

この機会に、本質的な視点からの取り組みで、規格改定への対応作業を考えていただければ、より有意義に規格を使えるようになるのではないでしょうか。

 

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