ISO41001(ファシリティマネジメント)ビジネスチャレンジファシリティマネジメント(FM)は、「施設管理」と訳されることが多く、その実務は施設管理部門や総務部門に任せきりになっていることも珍しくありません。しかしながら実際のところ、FMの範囲は単なる施設や設備の維持管理に限定されるものではなく、ISO はFMを「人の生活の質を向上させ、中核となるビジネスの生産性を向上させる目的で、人と場所とプロセスを建造環境(built environment)の中に統合する組織の機能」としています。 ソリューション2018年4月に発行された「ISO 41001:2018 Facility management − Management systems − Requirements with guidance for use ファシリティマネジメント − マネジメントシステム − 要求事項及び利用の手引」は、組織の土地・建物・設備等を経営的視点に立って最適な状態で保有し、運営し、維持し、企業活動の発展を助けることを目的として策定されました。また、FM協会によれば、経営組織のなかで、事業(ビジネス)を支える4つの機能分野(人事・ICT・財務・FM)は、経営を支える基盤として位置づけられます。機能戦略に則った方針と施策により、事業を底支えする4つの経営基盤のうちのひとつなのです。 ![]() ファシリティマネジメントの対象FM活動は組織の内部で行われる場合もあれば、アウトソースされた活動がFMの主要な活動となることもあります。現在のビジネスでは自社ですべての活動を完結させるケースは少なく、一部または大半を外注しているケースも多いことでしょう。 ISO41001の構造ISO41001は付属書SL(マネジメントシステム規格の共通文書)に従って、PDCAモデルを採用したマネジメントシステムとして完成し、第三者審査の対象規格です。組織のFM戦略(内部、外部)を受けて全体の計画を策定、運用し、見直す仕組みとなっており、その運用にはISO41012:2017(ファシリティマネジメント戦略的業務委託と合意書の作成ガイダンス、ファシリティサービスや製品の調達に関する手順書)を参照する構造となっています。 組織にとってのメリット
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