審査員コラム「歩く!」

ISO9001/ISO14001/TS16949 主任審査員 三浦 俊司

2014/9/26up

60歳になった頃より1日上限2万歩をめどによく歩くことを続けています。
ウォーキング中の思わぬ発見という「良い副作用」で精神安定や気分転換になると共に、
体力が維持され、体の「劣化」が補われているようです。
そこから、基本でありながらハードルが高い「マネジメントシステムの現状レベル維持」、
そのために不可欠な「継続的改善」の重要性に考えを巡らせました。


60歳を過ぎて早○年が経ちますが、その大台にのってからよく歩くようになりました。宿泊を伴う審査の際は、特別な事情が無い限り早めにその地に入り、荷物をホテルに預けるかコインロッカーに入れるかした上で、できるだけ歩くようにしています。
それまでの審査前日の行動パターンは、夜にホテルにチェックインし、審査が終わればすぐ帰宅(帰社)するというものでしたが、歩くことに興味を持つようになってから、その行動パターンが変わってきました。
歩いていると、様々な事象に遭遇します。最近では、長野・善光寺で観光客が日本人よりもオーストラリア人が多いという意外な事実を知りました。また、地方都市では不審者に間違われたこともあります。道路脇に「道祖神」が結構多いということにも気付きました。
共通して言えるのは、観光地を除き、街を歩いている人が非常に少ないということです。

今更、体力アップを図ろうとは思っていませんが、現在の体力をできる限り維持していきたいと思っており、「歩くこと」はそのための一つの手段として実践していますが、普段気に留めてないことの発見という「良い副作用」を得て、精神安定や気分転換にも役立っています。

現状レベルを維持する!」というのは、マネジメントシステムの基本です。しかしながら、レベルを確実に維持することはかなり難しいことであり、努力を要することでもあります。
目標管理の活動の中で、目標値が長年固定化しており、結果的に現状の実力に比べ「甘い」目標値になっているという事例によく遭遇します。また、モノづくりの現場では、工程管理の方法として「管理図」がよく使用されていますが、その「管理図」で管理限界線の見直しが長期間実施されず、結果的に極めて「甘い」管理限界線になっている、といった事例を目にすることは少なくありません。
これらは「現状レベルを維持する」ための目標値、あるいは管理限界線とは言えません。現状レベルより劣っていたとしても、現状に合わない目標値を達成していることでそのことに気付かない可能性があります。こうした事例は他にも多くあるかと思いますが、言わば、60歳代の私が70歳レベルの体力を維持しよう、というようなものかと思います。現段階では、「楽勝!」ですが、努力する必要がありませんし何の面白みも無いでしょう。

現状レベルを維持する!」には、「継続的な改善」が欠かせません。そのためには現状レベルより高めの目標値を設定し、その達成のための具体的な施策をたて、実行することがやはり必要と言えましょう。
「劣化」が避けられない部分もありますので、「継続的な改善」を通してその「劣化」を補うことで、その案件の全体レベルの維持、そして向上が図れるとも言えましょう。

私の場合、体の一部が徐々に「劣化」していることを感じつつも、「歩くこと」で体力が維持され、結果的にその「劣化」が補われていると自覚しています。そして、前述したような「良い副作用」もあります。
これからも、「歩くこと」を積極的に続けていくつもりです。
しかし、1日3万歩を歩いた2日後に「膝痛」という後遺症を発生させたことがありますので(幸い4〜5日で全快)、「年相応」という点も考慮し、1日上限2万歩を心がけています。

 

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