ASC CoC認証(流通加工管理認証)機関として認定を取得
2012年3月14日付で、ビューローベリタスはASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)より、ASC CoC(Chain of Custody:流通加工管理)認証機関としての認定を取得しました。 MSC CoC認証機関としての認定適用範囲が拡大されたものです。 現在、認証サービスのグローバル展開に向けて準備中です。詳細が決定次第当ウェブサイトなどでお知らせします。 ・認定機関一覧(英) ![]() ASC(Aquaculture Stewardship Counsil)と認証について世界で消費される水産物の50%が、水産養殖によって供給されています。水産養殖は、過去20年間にわたって持続的に成長し、世界的な漁獲量の減少を補ってきました。現在、水産養殖品の持続可能性に関する懸念が高まるにつれ、生産者、加工業者、卸売業者、そして流通業者による、生物の健康、食の安全、飼料品質、環境保護、社会的責任への取り組みの証明が求められています。 そのため、水産養殖業界に対する責任ある貢献を通して、サプライチェーンの各事業の持続可能性を確かなものとする手法に対するニーズが高まってきました。 ASCは、このような背景を受けて2009年にWWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)とIDH(Dutch Sustainable Trade Initiative:オランダの持続可能な貿易を推進する団体)によって設立された独立系非営利組織で、責任ある水産養殖のための国際規格の開発とマネジメントを行っています。 MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)が、海の自然や資源を守って獲られた持続可能な水産物(シーフード)を認証し、エコラベルをつける取り組み(「海のエコラベル」)を推進しているのに対して、ASCは、「養殖版・海のエコラベル」の普及に向けた取り組みを重ねています。 ・WWFジャパン公式サイト「ASCについて」 ・ASC公式サイト(英) 現在、ASCの認証対象となっているのは、アワビ(Abalone)、二枚貝(Bivalves)、スギ類(Cobia)、サケ・マス類(Freshwater Trout)、パンガシウス(ナマズ類:Pangasius)、 ブリ類(Salmon Seriola)、エビ(Shrimp)、ティラピア(Tilapia)です。 その中でアワビ(Abalone)、二枚貝(Bivalves)、パンガシウス(ナマズ類:Pangasius)、ティラピア(Tilapia)については規格が発行されています。 ・ASC公式サイト(英) "Species and Planning" ・ASC公式サイト(英) "Standards, certification and accreditation" ASCの取り組みは、水産物の世界的な消費大国である日本と、水産養殖物の87%を生産しているアジア地域では、今後重要性が高くなる可能性を秘めています。 食品安全マネジメントへの取り組みをサポートビューローベリタスは、食品安全マネジメントシステムの先進地域である欧州で、認証機関のリーダーとして蓄積したノウハウを日本でも活かして、お客様の「食の安全」への取り組みをサポートしてまいりました。ISO22000(食品安全マネジメントシステムの国際規格)認証実績は、国内トップの85件(2011年12月末現在)に達しています。今後も、食品関連業界の皆様に「経済価値につながる、リスク低減実現を支援するサービス」をお届けしてまいります。 ・MSC漁業認証・MSC CoC認証 業務ご案内 ・FSSC22000 食品安全システム認証 業務ご案内 ・ISO22000 食品安全マネジメントシステム認証 業務ご案内 ・ISO22005 食品トレーサビリティ認証 業務ご案内 ASC CoC認証(ASC流通加工管理認証)〜お問い合わせビューローベリタスジャパン株式会社システム認証事業本部 営業部 〒231-0023 横浜市中区山下町1 シルクビル2F【MAP】 scssales.yok@bureauveritas.com TEL:045-651-4785 FAX:045-641-4330 *お問い合わせフォームもご利用下さい。 |
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