FSC®の最新動向〜欧州で木材合法性に関する法律が施行

2013/1/25up


FSCの最新動向〜欧州で木材合法性に関する法律が施行 | ビューローベリタス
現在、持続可能な森林資源を目的とする森林認証制度として、大きく2つのスキームが存在しており、FSC®(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)PEFC評議会(Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes)がそれぞれ運営しています。当記事ではFSC®の動向をお伝えします。







FSC®は2種類の認証制度を運営しています。
FSC®-FM認証と呼ばれる森林認証は森林そのものが持続可能であることを証明し、FSC®-CoCと呼ばれるサプライチェーン認証はそれらの森から切り出された木材を使用した製品であることをトレーサビリティーの担保により証明しています。
認証を取得した森林の総面積は1,683億ヘクタール、そしてCoC認証件数は25,000件を数えるまでになりました。日本国内でのCoC認証取得件数は1,121件です(2012年)。古紙偽装事件後に急激な伸びがありましたが現在は落ち着いた推移となっています。


特に欧州では日常の場にCoC認証取得製品が溶け込んでおり、スーパーのレシート、ジュースの紙パック、ティッシュ、ワインボトルのコルク、タバコの箱など実に様々な一般消費者向け製品に認証材が使用されています。知らず知らずの内に認証製品を使っている自然な状況作りに成功しているといえるでしょう。


木材認証に関連する各国の法令は米国のレーシー法、日本のグリーン購入法などがありますが、現在注目を集めているのは2013年3月に発効される欧州の木材合法性に関する法律"EUTR(EU Timber Regulation)"です。発効後はEU市場に違法な木材もしくは木製品の持ち込みが禁止され、合法木材には合法性が担保されたことを証明するデューデリジェンスの実施が義務付けられます。また、トレーサビリティー記録も必要となります。オペレーター(持ち込み業者)のデューデリジェンスの方法は、モニタリング機関と呼ばれる当局の認可を受けた組織のシステムを使用、もしくは自主的なCoCベースのものを使用するなどがあります。FSC®及びPEFCはEUTR規制に準拠するための対応を急いでいます。


ビューローベリタスのデューデリジェンスシステム(DDS)の3大要素
1) 情報 業者は、木材・木製品、産地、数量、供給者及び該当国法令順守詳細情報にアクセス可能であること
2) リスク評価 業者は、サプライチェーン内の違法木材のリスクを、上記の情報と法令で定められたクライテリアを加味して評価する
3) リスク回避 リスク評価の結果、違法木材のリスクがサプライチェーン上に存在する場合、リスク回避の処置を施す


ますますグローバル化する事業環境の中、各国の法規制やボランタリールールが、直接もしくは間接的に日本企業に与える影響は増大の一途をたどっています。特にサプライチェーン上のトレーサビリティーや持続性などの観点から新たなルールが導入される傾向が目立ちます。


今後もビューローベリタスは組織の皆様に有益な情報をタイムリーにお届けしてまいります。3月には都内で「欧州木材規制とFSC®認証制度」に関する無料セミナーを開催予定です。詳細決定しだいウェブサイトでご案内します。


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