ISO45001のFDIS(最終国際規格案)が発行されました
2017/12/5up
2017年11月30日、ISO45001のFDIS(最終国際規格案)が発行されました。
これを受けて、IIOCから以下のリリースが発行されました。
--> Final hurdle for new ISO Health & Safety Standard(英語)
(以下、要約)
FDISは今後、2018年1月25日まで承認投票にかけられ、賛成票が規定の条件を満たすと、2018年3月末までに国際規格が発行されます。
現在のOHSAS18001に代わるISO45001は、労働衛生マネジメントシステムを初めて導入する組織にとって有効なだけではなく、2015年に発行されたISO9001およびISO14001と共通の規格構成、用語の定義を採用しているため、すでにこれらの規格を運用している組織にとっては、ISO45001を併用して運用することが容易になります。
ISOは、規格を策定した委員会が提供する情報に加え、この規格について理解を深めるための情報を提供しています。
規制当局や公的機関による労働安全衛生マネジメントシステムの活用事例は、publicsectorassurance.orgのウェブサイト(英語)で確認できます。
また、同じく発行の最終段階にある認定基準に関する以下の3つの文書も公開されました。
- ISOの第2の文書
@労働安全衛生マネジメントシステムに関する審査および認証の力量要件;ISO/IEC 17021-10
- IAFから2つの文書
A労働安全衛生マネジメントシステムの審査および認証を行う機関に対する要求事項
BOHSAS18001をISO45001へ移行する際の要求事項
ビューローベリタスは、引き続きISO45001の最新情報を随時掲載していきます。